【体験談】介護職員/夜勤中の大ピンチ図鑑

介護

筆者が実際に体験した、夜勤中の大ピンチをまとめてみました。

息抜きに見ていってください。

筆者の夜勤中の大ピンチ図鑑

共感できることは、いくつありますか。

夜勤中のカップラーメン。3分ぴったりにナースコール?

夜勤中、一生懸命頑張った自分へのご褒美に、夜食でカップラーメンを食べる人は多いのではないでしょうか。

心を込めてお湯を入れたカップラーメン。スマホのタイマーを3分でセット。

2分57秒、2分58秒、2分59秒「ピーンポーン!」

こんな経験はありませんか。食べる頃には、冷めて、伸びて、別の食べ物になってしまっています。

ちなみに、僕は、赤いきつねが好きですね。

どこかで見てる?同時に何人ものナースコールが!

どこかで見られているんじゃないかってくらい不思議ですが、同じタイミングで、2人も3人も同時にナースコールがなることがあります。

ナースコールって鳴らないときは、全然鳴らないのに、不思議ですよね。

身体は1つしかありませんからね。そんな時は冷静に、転倒リスク等、優先順位の高い方から対応するのがベストです。

ナースコールを聞きすぎて、幻聴が聞こえてくる。

これも結構あるあるな気がするんですけど、ナースコールがよく鳴る部署で夜勤をしていたとき、鳴ってもいないのに、聞こえてきた気がすることが何回もありました。

少しだけ、心が疲れていたのかもしれませんね。

夜勤中絶対に行ってはいけない言葉「へ・い・わ」

夜勤中に絶対に口に出してはいけない言葉があります。それは「平和」です。

「今日の夜勤は平和だー」なんて呟いた途端、その日の夜勤は何かが起こる。

不思議ですよね。「平和」は夜勤中、絶対に禁句ですよ。

お盆のひとり夜勤

僕が働いている施設には、自称霊感強い職員“介護怪談士”がいるんです。

お盆の時期が近づいてくると、活動が活発になり、僕が夜勤の時に「今日あの部屋、なんか変な感じするから、気をつけて」と脅かしにくるんです。

筆者は、身長177cm、体重95kgのゴリラさんみたいな見た目なんですけど、心はウサギさんのように臆病なので、心霊系のお話はとっても苦手でございます。

できれば、お盆夜勤は避けたいですが、シフトを作る立場なので、なんとか我慢して毎年乗り切っています。

昨年のお盆時期に、誰かがいたずらで、エアコンの風が当たる位置に、風鈴を仕掛けてくれました。おかげさまで、ウサギさんのように飛び跳ねて驚いたゴリラさんです

運が良すぎて、排泄ケアは毎回大当たり!

見るたびに出てる。こんな経験はありませんか。

そんなときこそ、丁寧な仕事をしましょう。そんな運が付くこと、滅多にないですからね。

もしかしたら、宝くじ当たるかもしれませんよ。

でも、当たる人は毎回当たるんですよね。不思議ですよね。

なんだこの違和感。壁一面に広がるアート作品の正体は?

巡回の時に気付く違和感。なんだこの香りは。壁に薄っすらと見えるあの模様は一体なんだ?

こんな経験ありませんか。僕は何度か経験したことあります。

こんなときは、慌てても仕方ありません。まずは冷静になりましょう。

一旦心を落ち着かせようと『アンガーマネジメントだ。6秒目を閉じて落ち着こう』
そして、目を開くと目の前に、アート作品を握ったまま笑顔でこちらに向かってくるご利用者。

お察しください。

このような出来事を0にするのは難しいですが、少なくすることはできます。今の排泄サイクルを把握し、適切な時間に誘導し、排泄サイクルを調整しましょう。これだけで、頻度はかなり減少しましたよ。

巡回は必須。だけど、起こしてしまうと、まあ大変。

夜勤中の巡回は必ずしなければなりません。施設によって、2時間に1回、1時間に1回と基準は異なると思いますが、何かあってからでは遅いので、必ずやりますよね。

そんな、夜勤中必要不可欠な巡回という業務。そこにも我々介護職員とご利用者の駆け引きが存在します

そう、些細な物音や気配で起こしてしまう問題。

巡回でご利用者を起こしてしまったとき、双方の負担が爆あがりします。

『どうか、そのまま休んでいてください』と心の中で願いながら、巡回しております。

眠りスキャンというものをご存知ですか。巡回せずに、ご利用者の安否を確認できる優れものです。こういったものを導入するだけで、負担は大きく減少しますよね。
眠りスキャンについては、こちらをご参照ください。

気配を感じ、振り返るとそこには!

夜勤ももう終盤。少し疲れが溜まってきたとき。ふと気配を感じ、振り返るとそこには
笑顔でこっちを見つめるご利用者

足音ひとつ立てずに忍び寄る。まさにベテラン忍者のような奥義です。

慌てず、時間を伝え、そっと居室に誘導しましょう。

Pトイレ洗浄中の跳ね返り、どうしても防げないときもある。

Pトイレ洗浄の際、どんなに気をつけていても、跳ね返りを防げないとき、ありますよね。

僕の知り合いで、跳ね返りが顔にかかったという方もいました。それと比べたら、まだマシかと思うようにしています。

感染予防の観点からも、Pトイレや、汚染した衣類を洗浄する際は、エプロン等の防護具が必要ですよね。

何かの間違いであってほしい。早番さんが来ない。

おかしいな。もう3分前。いや、まだ3分ある。きっと大丈夫。

そんなことを考えながら、もう定時。早番さんがまだ来ない!?

電話をかけてみると「寝ていました」「勤務間違えました

ミスは誰にでもありますもんね。同じミスを繰り返さなければ大丈夫。と伝えるようにしていますが。

あんまり続くとしんどいですよね。

早番さんが出勤するまでの間、早番さんの業務もしなければならないので、落ち着かないとは思いますが、慌ててはいけません。そんな時は、冷静に、事故だけは起こさないように気をつけましょう

油断禁物!退勤10分前の転倒事故。

『あと10分で退勤だ!記録と日報済ませて定時に帰ろう!』

そんなことを考えていると、後ろから物音が!

一生懸命頑張った夜勤が、あと10分で終わるとしても、決して油断はできません

介護の仕事は、いつ何が起きてもおかしくありません

職場を出るまで、油断できませんよ。

こんな出来事があった日には、帰宅後、気絶するように眠りにつきます。

終わりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

共感できることはありましたか。

今後も、介護や認知症に関する記事を書いていこうと思います。

もし、興味があれば、また遊びに来てください。

たかはしポム太郎

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